こんにちは♪ミューズ・カラーの熊谷です。
先日、メロディ♪クリスタルワークより、『過去世のワーク(パストライフ・アセンション)』をさせていただきました。
40代女性、波乱万丈な人生を歩んできた方です。
とてもたくさんの時代を感じていらっしゃいました。
- 草の生い茂る大地に立つ自分
- 浜辺に座っている自分
- 石畳の上を歩く自分
- 丘の上の兵隊を見つめ、自分も兵士となっている自分・・・
フラッシュバックのように、場面がどんどん変わっていくようです。
とにかく、初めての体験です。
なぜ、今の人生でこんなにもいろいろなことが起こるのか。
ひとつ一つの場面を見て、消化しきれない感情を抱えて、もどってこられました。
ご自分では、その時は理解しきれなかったようです。
実はこの女性、私と一緒だった前世をお持ちの方でした。
なのでここでは、私と同じ時代を過ごした時のことを書かせていただきます。
大陸を開拓していた時代です。
私はネイティブ、彼女は開拓者の娘でした。
年はたぶん5~8歳くらい。何にでも興味を示し、いろいろなことをやってみたい盛りのころでした。
同じ年頃の子供でした。
彼女は遠くから馬車に乗ってこの地にやってきました。
何日もかけてやってきて、馬車の荷台に後ろ向きにすわり、足をぶらぶらさせて乗っています。
本当は知らない土地には行きたくないのに・・・
家族は故郷から離れ、父親の夢を押し付けられ、生活のすべてを置いてきました。
友人も、仕事も、親戚も・・・
新しい土地に向かう道のり、楽しいことより不安ばかりが心を占めていました。
開拓地に着き、大人たちは生活の場を作るのにとても忙しいです。
子供は勝手に遊んでいますが、「森には近づいてはいけない」といわれていました。
私はその近くに住むネイティブの子供。やはり森の外には行ってはいけないと言われていました。
森のはずれから開拓地を見ていた私。
私にとって開拓者は文明を運んでくる不思議な人たち。
見たこともない服を着て、見たこともない顔をしています。
見つかればつかまってしまう・・・そんな恐怖を感じながらも、興味には勝てず、遠くから見ていたのです。
ある日、一人で森に近づいてきた女の子を見つけます。
女の子はおそるおそる森に入ります。私も近づきすぎないように女の子を見ています。
その子と会うのに何日かかったでしょう。
初めて会った日は声も出せず、目があっただけで逃げ帰ってしまいました。
「私のことを言われてしまったらどうしよう・・・」とても怖い思いで村に帰りました。
女の子は私のことを誰にも言いませんでした。
そして、少しずつ私たちの距離が縮まりました。
私たちは食べ物を交換しました。
私は森の木の実を、彼女はパンやクッキーをくれました。
一緒に泉で泳ぎました。
森での遊び方を教えました。
言葉は通じませんが、一緒にいるだけで楽しかったのです。
でも、そんな日は長くは続きませんでした。
私たちは会わない方がいいと思いました。
お互いのために、お互いの生活のために・・・
そんな前世でした。
今世では、もちろん私たちの間に障害はありません。
「なんだか、初めて会ったとき、大丈夫な感じがしました」
なんか、不思議な感想ですよね・笑
私もあったことがあるって思いました。
パストライフアセンションの中で彼女が見たたくさんの前世には私との思い出は無かったけれど、彼女が見たことにもちゃんと意味があるはず。
これはきっと、これから思い出していくのでしょう。
兵士として戦に駆り出されたときには、自分の首が飛ぶ感覚を味わったようです。
でも、平然と受け止められたと言ってました。
あぁ、ここで殺されたんだ。と、思うようです。
この戦には、なぜいかなければならなかったのか。家族のため?むりやり?そういう時代?
いろいろなことが重なり合って、そうなっていたのでしょう。
そして、その前世は今の自分に何を影響させているのか。
そんなことを考えていくのでしょう。
幸せなことも、不幸なこともひっくるめて、今の自分に生かしていけたら。
そんなことを思いながら、今も時々彼女との時間を思い出しています。
ミューズ・カラーでは、前世のワークをご提供しております。
前世や生まれてきた意味を知ると、今の人生に折り合いがつきます。
それによって理解が進み、腑に落ちた生き方ができるように感じます。